全国公開の皮切りとなるユーロスペースと千葉劇場での上映が好評のうちに進んでおります。この2つの劇場をはじめとする全国ロードショーの成功と、それに引き続く自主上映実現に向けて、みなさまのご支援、ご協力をお願いいたします。
この劇場公開に引き続き、市民会館、公民館などを会場とした全国市町村での自主上映を呼びかけています。関心のある方は、お気軽にご相談ください。
新藤兼人さんのわかりやすく説得力ある語りの部分と、実際の戦争のときの映像と今回山本監督が撮影された部分が違和感がまったくなく一体となって一つの迫力ある作品となっていることに、プロデュサーや監督、それを支えるスタッフの方々の力量を感じました。(女性)
新藤監督の証言には、体験した者しか持っていない重さ(があり)、脳裏に残る残像を読んでいるようでした。理不尽に直面した時、憤りでもなく、落胆でもなく、感覚が麻痺するのが恐ろしいことだと思います。この映画では、訓練の馬鹿さかげんや、人間関係の滑稽さによく笑いました。そんな笑える自分にきづくとき、「平和」の本当の意味と有難さを痛切に教えられるのです。戦争と暴力は笑いをも奪ってしまうのですから。新藤監督の95年を私たちは受け止め、語り継ぎます。(女性)
映画を見て「なぜ95才の新藤兼人監督」が、この映画を作りたかったのか、痛いほどよくわかりました。今、日本の若者達は戦争というものをまったく知らない為、「やったらやり返す事は当然」とか「不況なので、戦争でもやれば」等、少し危険な風潮に傾いている様に、私は思います。これからの世代の人に、戦争は絶対にやって欲しくありません。一国の総理まで、時々バカな発言もしていますが、私は戦争は絶対に反対です。是非とも、この新藤さんの思い込めた映画を、皆さんで観て下さい。(男性)
大変感動致しました。新藤監督の静かな語り口が、一言一言、心に沁みました。まさしく、金言ですね。また、再現ドラマの部分が、とても自然に撮れていたと思います。現代の若者たちが、実によく当時の若者を演じているのにも感心しました。一番感動したのは、話の合間に、新藤監督が部屋の中でポツンと座っているロングの映像と、どこかの川辺で、やや前のめりに立っているナナメ後ろからのショットでした。(男性)